CTイメージングセクション
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CTイメージングセクション
歯科用CTの特徴は…
歯および顎顔面領域を専門に撮影するCT装置で、コーンビームCTと呼ばれる方式で撮影します。顎顔面領域を全身CT(ファンビームCT)より高い精度で、しかも被験者は座位で撮影できます。全身CTと比較し被爆量を格段に低減、より体に優しいCT撮影装置です。
ロングジオメトリー機能を使用しているため、画像に歪がなく正確な画像診断が可能です。
2D画像だけではわからない??
画像診断を強力にサポート
- CT撮影後に、かんたんな操作で様々な画像再構成を行うことが可能です。
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- 金属アーチファクト低減 … 独自のMARアルゴリズムにより、インプラント等による金属アーチファクトを軽減することが可能です。360度撮影と合わせて、よりアーチファクトの影響の少ない画像を得ることができます。
- シャープ … 鮮明な画像になります。
- スムース … 滑らかな画像になります。
- 散乱線補正 … 硬組織の輝度値を安定させます。
- ビームハード二ング補正 … インプラント体間のアーチファクトを軽減させます。
歯科用CTの臨床応用
- 歯周病の歯槽骨吸収の診断、根管、根尖病巣の診断
- 埋伏歯の診断
- インプラントの診断
- 骨折などの外傷の診断
- 腫瘍の診断
症例
- 症状:上顎小臼歯部の自発痛、咬合痛
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デンタルX線像では良好に処置された無髄歯ですが、DentalCTでは第一小臼歯、第二小臼歯に未処置の根管を認め、再治療後症状は消退しました。
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第1、第2小臼歯の未処置根管
第1、第2小臼歯の再根管治療後
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第1、第2小臼歯の未処置根管
第1、第2小臼歯の再根管治療後
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症例
- 症状:下顎大臼歯部、咬合痛の持続
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デンタルX線像ではこれも良好に処置された無髄歯ですが、DentalCTでは遠心頬側根に未処置の根管を認め、再治療後症状は消退しました。
埋伏智歯CT診断
上顎の智歯はデンタルX線像では判定が困難な彎曲した歯根や多数根、肥大根などの複雑な形態をとることや上顎洞の発達が良好な場合や低位の場合は智歯が上顎洞に迷入することがあり、注意を要する困難な抜歯となります。症例では根尖が釣り針状に彎曲した智歯をDentalCTからあらかじめ情報を収集して守備よく抜歯できた症例です。
症例
インプラントCT診断
いまやインプラント治療には不可欠のアイテムです。そして、画像解析ソフトと連動させることで、CTを撮るとその場で正確な治療計画が作られ、計画通りに手術が出来るようにサージカルテンプレートを使い、歯肉を切って骨面を露出させることなくフラップレスの低侵襲で即日固定方式の補綴物を装着し帰宅できるようになりました。
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CTデータからシミュレーションソフトで治療計画の立案
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サージカルテンプレートで正確な人工歯根の植立
CAD/CAMについて
今日、インプラント治療にはCT撮影が必須です。そしてこのCTデータをより有効に活用するための画像解析ソフト(当院ではノーベルガイドを使用)が実用化されています。撮像後その場ですぐに正確な治療計画が作られ、計画通りに手術が出来るようにCAD/CAM(コンピューター支援設計/コンピューター支援製造)テクニックで作ったサージカルテンプレートいう道具を使い、歯肉を切って骨面を露出させることなくフラップレスの低侵襲で即日固定方式の補綴物を装着し帰宅できるようになりました。コンピューターガイドシステムと呼ばれるインプラント治療法です。ただし、必ずしも「低侵襲」=「安全」ではありません。直視下が基本の外科手技でこれを省略するわけですから、腹腔鏡手術と同じで、いざという時には、お腹を開いて的確な処置が出来て初めて許される、高度な知識と技術を持ったスペシャリストだけの治療法であることの認識が重要です。
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